ブレードランナー2049が面白すぎてつらい(by20代女性@チネチッタLiveZound
最高だった…!
なのに映画館の客層は高い…高すぎる。ブレランという素晴らしい名作の続編が新作としてスクリーンで観られるのに、新規ファンを獲得せずして今後どうするのか??
だから、20代女でもブレランは楽しめるってことを今日は声高に主張していきたい。
まず、映像美。
…素晴らしい。今回の監督ヴィルヌーヴは、前作のメッセージが有名ですが、さらにさらに磨きがかかっている。
どのシーンを切り取っても、絵になるのではないかという、完成された構図、色味。
圧倒的な、世界観。
これは今作というより、前作の話になってしまいますが、攻殻、マトリックス、FF7、サイコパス…などなど、大量のエンタメに影響を与えてますよね、ブレランは。
今作では、その世界観が今風にスタイリッシュになって、スクリーンに登場。
CGだけじゃなく、ミニチュア(weta製作っぽい)が入ってるのが、リアリティを生むのかなぁ…?
脚本。
…文句なし。ただ、もう一度見てから評価したい。画に魅入られて、詳細まで頭が回らなかった。
音響。
チネチッタのLiveZoundが素晴らしかった。
IMAXは追加料金ですが、LiveZoundは追加なし。これいつもの値段で、良いの?ってなります。ありがとうチネチッタ。
チネチッタ。(脱線。映画館。)
ブレードランナーギャラリーとかいう、オタク垂涎のコーナーが特設されてました。会社や個人コレクターの所蔵物が展示されてる…!!
必見です。
前提。
絶対にブレラン無印を見てから行くべき。
↑数年前に見て、直前に復習なしでも大丈夫でした(私は)
アニメ前日談は未見で行っても大丈夫でした(私は)
色々書いてたんですが、結局のところブレランはハードめなSFなので、女性受けはしないかもしれません。
でも!K役のライアン・ゴズリングに騙されたと思って、見て欲しい…!
見ながら、きっとKの恋人…ジョイに、きっと感情移入できるはず。
そして、作り物の機械、コンピュータであるジョイに感情移入した自分の気持ちをもう一度振り返ってほしい。
…愛情とは?…感情とは?…人間とは?…生命とは?…造られた生命とは…?…レプリカントとは……???
そう考え始めてしまったら、もう、あなたはブレランのトリコです、たぶん。