眠りカモメの半球睡眠

20代サブカル好き会社員の日常

そうだ、タイムリープしてゲームの思い出を作ろう。

今週のお題「ゲームの思い出」

 

「ゲームは頭悪くなるからやめなさい!」とか「ゲームは教育/健康に害!」とか!

謎の言説(←あくまで個人の意見です)が未だに飛び交いつづける、変わらない世の中。

一方、大人になってしまった会社員の私は、

「子供の頃、自分大してゲームしてなかったなー、もっとすればよかったなー」と、

毎日悔しく思っている。

私はゲームを遊ぶことが好きだ。やりこみプレイも好きだが、新しいシステムや物語を知るのが特に好きだ。

でも、知らないゲームは多くあるし、知ってても触ったことのないゲームが山程ある。きっと私の知らない「ゲームの面白さ」がたくさんある。

そして、私がゲームを触れる時間は毎日限られていて、積みゲーばかりが増えてしまう。私は、時間が欲しい。

 

例えば今、私が普通のRPGをプレイするには、仕事から帰ったあとに睡眠時間を削るか、土日に外出予定を入れず、まとめてやるしかない。それでも1ヶ月くらいかかるかもしれない。

学校から帰ったらあとは自由時間~!なんていう素晴らしいスケジュールは、私にはない。(特に、小学生、羨ましすぎるぞ~~~~~!!(偏見))

 

…そう考えると、何も考えずに思いっきりゲームで遊べる時期って、仕事につくまでの子供時代しかないんじゃないか?(今の仕事やめればいいんだけど)

くっそ…毎日、自由時間が取れて、ゲームをすることもできた、ピースフルな子供時代、有限だったんか………(こうして大人になってから気づくわけである)。

 

で、最初の話に戻るのだが、最近思うことがあって、

最近、忙しいのと寝不足のせいなのかもしれないけど、

出来事の記憶が、本当に残らない。

「面白い!」と思っても、すぐにその記憶が薄れてしまう気がする。

先週やったこと(その時はとても楽しかった)が思い出せない。

数日経つと、「あーそういえば、忘れてた、あれ楽しかったなー……」くらいになっていしまうような、感動への鈍感さというか、麻痺した感覚がある。

先月ハマってた「Detroit: Become Human」の女プレイアブルキャラの名前が、

今日思い出せなかった。(マジでありえない…カーラだよ…)

楽しいと思って読んでる漫画のあらすじ、すぐ忘れる。

そんな自分が、すごく寂しい。

(これ、ストレス性なんちゃら~とかじゃないですよね??)

 

最近、ある日の出来事。PS2のメモカの容量がなくて(今でもたまに遊ぶ)、

整理のために古いセーブデータをロードしたら、

当時(小学生かな?)リアルタイムで友達と攻略しつつプレイしていた、キングダムハーツ(PS2)のプレイ時間が2桁台で驚いたことがある。

「…少なっ!?」…って思ってしまった。少なくとも100時間は超えてるような気が勝手にしてた。

一方、プレイ時間は2桁でも、キングダムハーツの各ステージや音楽、プレイの思い出はめちゃめちゃ覚えてる。

(あーあのジャングルのとこの壁が登れなかったんだよ…)

(ハートレス最初に出た夜、怖くてずっと海逃げてたよな…)

正直、今の方がゲームのプレイ時間は断然多いし、面白いゲームにも頻繁に出会ってると思うんだけど、

記憶が鮮明に残ってるのは、昔プレイしたゲーム。本当不思議。

結局のところ、

「好きなゲームはなんですか?」

って聞かれたときに、

まず脳裏に浮かんでしまうのは、子供時代に触ったゲーム、なんだよね。

スーパードンキーコングポケモン初代・金銀、ゼルダサルゲッチュカービィスマブラ、FF、KH…うーん選べない。大好きだ。

子供時代の原体験は大きいな、と。

新鮮な気持ちと自由な時間があるうちに、記憶が薄れる前に、良いものには触れたほうが良い。

だから、今「最高の自由時間(有限)」を過ごしているはずのお子様方(気持ちだけ…という方でも良いのだけれども)にはぜひ、

1本でも、1戦でもいいから、濃厚な「ゲームの思い出」を作ってほしい。

「ゲームをしていた時間」はその人の人生にとって「失われた、無駄な時間」なのでは決してない。

その時でしか感じられないなにかが、きっとあるはずだから。